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Raspberry Piに必要なもの

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Raspberry Piを使うために必要なもの、あったらいいものを紹介します。
基本的に必須のものは、今ならば自宅に一つはあるものが多いため、新たに購入する必要はありません。


 

SDカード(必須)

Raspberry Piは、OSをSDカードに入れて動作させます。普通のパソコンでいうHDDの代わりになります。
SDカードの容量は、4G以上のものを使用します。動画や音楽を扱う場合は、大容量のものがいいです。
動作実績があるものを使用するのがいいです。

Raspberry Piを複数持っている場合、SDカードを複製すると設定をそのままにして、全く同じ動作をさせるSDカードを作ることができます。そうする場合は、4GB〜8GBのサイズが小さめのものを使用することをオススメします。大きなサイズのものだとコピー時間がかかったり、購入にお金がかかるためです。

Raspberry PiのModel A,Bでは、標準サイズのSDカードが必要ですが、A+,B+ではマイクロSDカードを使用するため、注意してください。マイクロSDカードでもアダプタを使用してSDカードとして使用できるため、最初からマイクロSDカードを買えば間違いないです。


電源(必須)

RaspberryPiの電源は、microUSBケーブルを接続して電力を供給します。
そのため、microUSBケーブルを使用したスマートフォンの充電器で動作させることが可能です。

ここで注意が必要なのは、電源の電流量です。
Raspberry Piは、500mA以上で動作することがあるため、電源に使用するアダプタは、1A以上を供給できるものを使用する必要があります。スマートフォンの充電用のUSB電源アダプタは、一般的に1A以上供給できるようになっているため、使用することができます。しかし、パソコンのUSBポートなどは100mAしか供給できない場合もあるため、接続しても動作させることができない場合があります。

購入前に供給できる電流を確認するためには、アダプタに書いてある表示を確認します。

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電流の表記が上の写真のように、1A以上になっていれば使用することができます。
そこまで値段の高いものでもないため、RaspberryPi用に一つ購入することをオススメします。
自宅に余っているのであれば、新たに購入は不要です。


 HDMIケーブル(必須)

ディスプレイに画面表示するために使用します。Raspberry Piではコンポジット端子による画面出力をすることができますが、今のディスプレイはHDMI端子をもっていることが多いのでHDMIケーブルだけで十分です。

また、自宅のディスプレイにDVI端子しかない場合は、HDMI-DVIケーブルが売っているのでそれを使用しましょう。

Raspberry Piにネットワーク経由で接続する場合には、画面への出力は不要であるため、新たに購入する必要はありません。ただし、初回のセットアップでは必要になるため、購入しない場合は、手持ちにであるものを使いまわします。


USBキーボード(必須)

最初のセットアップには使用するため、USBキーボードが必要になります。これは新たに購入する必要はありません。自宅で今使っているもので十分です。

グラフィカルな画面での操作を行う場合は、USB接続のマウスも使用しますが、本サイトでは、キーボードのみでの操作を解説するため、必須ではありません。


ケース

Raspberry Piを動作させるだけならば、ケースは不要です。
しかし、Raspberry Piの本体は、基盤がむき出しであるため、少し不安を感じこともあると思います。
そのため、安価でもいいので、ケースの購入をオススメします。

RaspberryPiのモデルによって、合うケースが違うため、自分が持っているモデルを確認してください。

Model B+のケースだとこのようなモノがあります。

ケースの購入で注意する点は、ケースに空けられた穴を確認することで、ケースによっては、GPIOの端子を隠してしまうものがあります。Raspberry PiをPCやWebサーバとして使うだけならば問題ないですが、GPIOを使用して電子回路を制御しようとする場合には、GPIOが使えないと問題です。
このように、GPIO部分が空いているものは、ケースをしたままGPIOを操作することができます。

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しかし、以下のようなケースはGPIOが塞がってしまいます。

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ケースの購入前は、必ず自分が行いたいことができるかを調査して購入してください。

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