Raspberry Piとは何なのか?何ができるのかを?を簡単に説明しています。
Raspberry Piとは?
Raspberry Pi(ラズベリーパイ)は一言で言うと、手のひらサイズのパソコンです。
手のひらサイズのパソコンとはいえ、インターネットに接続することができ、USB端子も接続できます。
HDMIとコンポジットでディスプレイの接続も可能で、普通のパソコンと変わらないです。
Raspberryを単体で使えば、処理速度は遅いですが、小型パソコンとして使えます。
ただし、普通のパソコンと違う点は、GPIOという入出力端子がでており、電子回路を操作したりすることができます。そのため、インターネットとモノを操作するモジュールを繋げて簡単にいろいろな事ができます。
だから、コントローラーや、センサーを繋げるとこんな事が簡単に実現できます。
・Webページ経由で、自宅の電球を操作する。
・自宅の気温を計測して、定期的に携帯電話に送る。
・玄関に誰か近づいたことを、Twitterでつぶやく
など・・・
モノとネットワークを繋ぐ工作をする上では、最適の小型コンピュータであると思います。
Raspberry Piのモデルの違い
Raspberry Piには、以下の3つのモデルがあります(2014/11/16現在)。
- Raspberry Pi Model A
- Raspberry Pi Model B
- Raspberry Pi Model B+
Model Aが一番安価で、Model B+が一番高価です。
サイズは、どのモデルでも同じなのですが、メモリ容量、USB端子の数や、消費電力、LANコネクタの有無、GPIOのピン数、SDカードの形状が違います。
各モデル毎の簡単な特徴は以下になります。
ModelA
・安価
・LANコネクタがない。
・USBポートが1つ
・メモリが256M
・GPIOピンの数が26
ModelB
・LANコネクタつき
・USBポートが2つ
・メモリが512M
・GPIOピンの数が26
ModelB+
・LANコネクタつき
・USBポートが2つ
・メモリが512M
・GPIOピンの数が40
下の写真は左がModel B+で、右がBになります。
上記の違いだけでなく、部品の配置も違っているため、注意が必要です。
モデルの選択は、使う用途によります。
ネットワークに接続しないから「ModelA」で十分だという場合もあるでしょう。
しかし、結局何を買えばよいのかと言われたら、個人的には「ModelB+」をオススメします。
大は小を兼ねるではありませんが、「ModelA」にできて「ModelB+」にできないことはないです。
特に最初の一台は、やりたいことや作りたいものが不鮮明であることも多いです。
値段もそれほど変わる分けではないので、最初の一台は、「ModelB+」をオススメします。