MySQLでデータを扱うための基本操作を簡単に一覧表示しています。
データベースとテーブルの基本構成についても解説しています。
はじめに
MySQLでは、複数のベータベースを作成でき、ベース内に複数のテーブルを作成することができます。
そのため、データを扱うには、使用するデータベースとテーブルを意識する必要があります。
下では、MySQLを使う上での、最低限必要なコマンドを、まとめます。
データベースを作成する
まずは以下のコマンドでデータベースを作ります。
CREATE DATABASE データベース名 CHARACTER SET utf8;
データベースを確認する
以下のコマンドでは、作ったデータベースを確認します。
SHOW DATABASES;
データベースを削除する
作ったデータベースを削除するには、以下のコマンドで行います。
DROP DATABASE データベース名;
データベースを選択する
テーブルを操作するには、以下のコマンドを実行します。
テーブル操作の前に、使用するデータベースを選択する必要があります。
USE データベース名;
テーブルを作成する
データベース内にテーブルを作成します。
以下のコマンドでは、idとvalueとdatetimeの要素を定義します。
mysql> CREATE TABLE テーブル名 ( id int(11) NOT NULL, value float(8, 4) NOT NULL, date datetime NOT NULL )
テーブルを確認する
現在選択しているデータベース内のテーブルを表示します。
mysql> SHOW TABLES;
データを追加する
INSERT INTOで対象のテーブルにデータを追加します。
データのカラムを指定し、指定した順番でデータの値をVALUESで指定します。
mysql>INSERT INTO データベース名.テーブル名 (カラム1, カラム2, ...) VALUES (値1, 値2, …);
すべてのカラムを指定してデータを追加する場合は、VALUESのみで指定します。
以下は例になります。
mysql>INSERT INTO テーブル名 VALUES (now() ,23.4);
データを表示する
データを表示するには、SELECT文を使用します。
以下は、すべてのデータを表示するためのコマンド文です。
mysql>select * from テーブル名
以下が表示例になります。
mysql> select * from temperature; +---------------------+---------+ | date | value | +---------------------+---------+ | 2015-02-16 22:27:49 | 23.4000 | +---------------------+---------+ 1 row in set (0.00 sec)
データを削除する
テーブルからデータを削除します。
全てのデータを削除するには、特に条件の指定は必要ありません。
mysql> DELETE FROM テーブル名;